楽しく乗り切る子宮頸がん 日記

思いもしなかった子宮頸がんに!年齢的にも慌てふためきたくないけど、やっぱり慌てました。自分の身体と心と向き合い始めたところです。

久しぶりに

かなり久しぶりなブログになっちゃいました。あれから半年ごとの定期検診になり、通院も続いてます。

この1年半くらいの経過ですが、手術の時に見つかった腟部の癌は取り切れたのかな、悪化している様子はないようです。しかし、手術で取り除いた部分のもう少し上にただれたような箇所が見つかりまして、経過を見てる段階です。


日常にはなんら支障はないですが、食べ物や身体の冷えには、 気をつけるようにしてます。でもたまには?かなぁ、ジャンクな物が食べたくて、添加物万歳な物も少々(笑)1番は美味しく食べて笑って生きる事が何よりなのかもしれません。

これから、夏を迎えるので、エアコンが効いた事務所がとても怖い〜。足元ヒーターを夏場に使おうかとネットで検索してます(笑)


病理検査の結果

先日、病理検査の結果を聞きに行って来ました。上皮内癌で、頸部は取り切れたとの事で、一安心♪と思ってたら、、。


先生からは、「完治」の言葉は聞かれず、全周性といって、癌が頸部の全体に広がっていたので、「こういう方は再発する可能性が高いです」とおっしゃいまして、、。

また、手術時に発覚した、膣部の癌らしきものも、上皮内癌確定で、しかも、頸部とは連続性がなく、膣癌があったらしい。更に、手術時に発覚したので、膣部は、全て切除できたかは「微妙」と書面にもあるのです。。

「はい、はい」と嬉しさと困惑さで返事をしてましたが、意外にショックでして、後からジワリジワリと、ショックが増しました。


そしてそして、心臓の疾患に対しても、もし癌が再発の場合には子宮全摘になる可能性もあり、全身麻酔に備え、循環器の受診もして、何が起きても直ぐに対処できるように、準備をしておくように、、と。何とペースメーカーをという話まで出まして💦 

えっ?それはまた大げさなと思いましたが、とりあえず、専門医に意見を聞かねばならないようですね。


人生は色々とありますが、40歳、健康にこれほど考えさせられるとは思ってもみなかった。


でも、まぁとりあえずは、浸潤はなくて一安心。免疫を高めて、再発防止に努めて行こうと思い直しました(▰˘◡˘▰)  

生姜をもりもり♪

あっそして、お風呂も解禁です♪〜

あと、仕事とプライベートの気持ちの切り替えを上手くしようっと。




母親との生活

しばらくブログ更新せずでした。

退院後から、母親との2人での生活が始まったのですが、一人暮らしを長くしてきた私は、母に苛々してしまうのではないか、煩わしさを感じるのではないか、と不安でした。

しかし、やはり術後は腹部が重痛く、家事などをやる気も起こらず、久しぶりな母任せな生活に、感謝でした。

術後、しばらく仕事を休むことにしてたので、もし母が居なければ1人での生活でしたが、精神的にも悶々としちゃったろうなぁと感じ、母の存在がとても有難かったです。


結局、2週間後に仕事に行き始めても、母は心配と言い3週間も居たのですが、なんと喧嘩も1度もせず、3食付きの上げ膳据え膳の毎日を送りました(笑)お陰でやはり、体重が、、(*´罒`*)  

この生活で、思ったのが、『いつか親と同居しなければならなくなった時、何とかなる』でした。現実には今度はこちらが介護等をしていくので、そう簡単にはいかないかもしれないけど、ちょっと不安は消えたかな。


出血は、最初の1週間は多くはないけど、生理3〜4日目くらいの量が出てました。痛みはキリキリ、チリチリと傷口が痛む感じ。

2週間目には、生理1〜2日目の量で、少し多くなりました。先生によると2週間後からが大量の出血があるとの話だったので、びくびくしながらの仕事復帰。

3週間目からは、思った程出血も少なく、生理最終日頃の出血が続いてる感じ。

今日でやっと1カ月ですが、大量出血もなく無事に過ごせてます。術後にしっかり安静したからかな(´◡͐`)


今、辛いのがお風呂に浸かれない事。9月も思った程気温も上がらなかったので、シャワーのみでは冷える日も。早くお風呂に浸かりた〜い!あと、仕事では座ってる時間が多いので、お腹ぎ張り、その圧迫で腹部の痛みがある事。あれは辛い💦ウエストゆるゆるパンツを購入しよ〜♪


そして、あと少しで病理検査の結果が出ます。先生は「大丈夫でしょう」と術後に言ってたけど、、(´◡͐`)  まぁもし結果が悪くても、それに向き合って一つ一つ対処していこう♪

今日の夕焼け。

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術後1日目

手術を終えて安心したのか、また抗生剤や麻酔の影響か、前日より熟睡できて朝を迎えた。

(書き忘れたけど、3種目の痛み止め点滴のせいか気持ち悪さが眠前まではありました)


最終の内診&ガーゼの取り除き、溶けるガーゼ(?)を入れると、前夜に看護師さんが言ってたような、、?なんだか麻酔でぼーっとしていて記憶がイマイチ ⍤⃝ 


内診を終えると、主治医から話があるとの事。そういえば、両親から、病変が広がってたと聞いたけど、、と思いながら向かうと、やはり、その話であった。

話を聞くのと映像を目の当たりにするのとでは、ショックか違いましたねぇ(;゚ェ゚;)💦

手術の3ヶ月前と比べると、明らかに広がってたと💦  浸潤してたわけではないが、元々範囲は広かったが、手前にもっと広がってたようです。それを、主治医は心臓への負担も考えてくれたようで、一気に取ってくれたとの事でした。

たった3ヶ月で、ここまで広がったのかぁと。。でも、今回の手術で取り除いてもらったので、プラスに考える事にする(▰˘◡˘▰)


退院後の注意点ー

①お風呂は湯船に入らず1〜2ヶ月はシャワー浴

②腹圧をかけないように生活する。

③手術から1週間は、安静な生活をする。

④ナプキンが1時間で漏れてしまうくらいなら、すぐに病院に行く。(夜間でも)

 心疾患がある私の場合は、出血が大量になると、心拍数が上がる為、早めに!と念を押される。

⑤我慢できないくらいな痛みがあったら、病院に行く。(夜間でも)


最後に担当の看護師さんが挨拶に来てくれて、無事に退院となる。


自宅に戻ってからの痛みは、生理痛のようなずーんとした重い痛みと部分的にチクチク、チリチリした痛みがあり、腹圧をかけないように庇うとなると、おばあちゃんみたいな動きになる(笑)

出血はほんの少しで、鮮血。



父が実家に帰り、しばらく母と2人の生活が始まった。

いざ手術

8時、手術の前日21時以降飲食禁止で、他の入院患者さんの朝食を食べる食器の音が聞こえる中、まだ横になっていた。緊張もあるのか空腹感はなかった。

時間は前後しますが、7時、予定していたとおり、下剤のお時間です:;(∩´﹏`∩);:  私が予想していたのは、液状のものだったけど、予想と違い座薬でした。

そちらも終えて、手術に必要なT字帯、ナプキン、ボックスティッシュをベッドに準備して、前開きパジャマを装着。

あとはお迎えを待つのみ。

両親も到着し、両親の方が緊張してる様子がありました。


看護師さんや医師が良く眠れたかなど、何度か顔を見せてくれ、9時、歩いて手術室に移動になりました。担当の看護師さんは、両親の服装を見て、自分もゴルフをやるんだと、明るい話をしてくれました。私は話をしっかり聞けず、作り笑顔になってたかな⍢⃝    夜勤明けの看護師さんなので、手術室に到着して、手術担当の看護師さんに引き継ぐ際、「退勤のため会えませんが」と挨拶頂く。若いのに良い看護師さん❤︎

その後の看護師さんも担当が変わる毎に挨拶してくれ、そういう教育が出来ているんだなぁと感心。


さて、手術室に入るとそこはまるでドラマの世界(笑) 緑色の世界でした。あのいくつもライトがついたライト?笑もありました。

上半身のみ裸になり手術台に横になりましたが、着替えの際タオルで隠してくれたり、すぐにタオルをかけてくれたりと、配慮に感謝でした。

初対面の麻酔科医が、話しかけて来ましたが、昨日の先生ではないのかなぁと思ってたら、昨日の先生も来まして、2人体制なのかな?(最後まで分からず)

看護師が、チェック項目を声に出して全員でチェックし始め、なんだか安心。

そして、何よりも主治医が、あの米倉涼子さん演じる大門ミチコさんばりに、私の肩に手を添えて、「大丈夫ですよ」と声をかけてくれまして、なんだか安心したのを覚えてます(´◡͐`)♪

点滴が始まり、心電図と色々医療器具が身体に付けられていき、15分くらいした時に、「はい、少し冷たくなります」と言われ点滴部分から腕、肩、首に冷たい物を感じた途端、目が重くなりコテンと、全身麻酔完了。(本当にものの数秒!)


「◯◯さん、◯◯さん!」と声が聞こえ、うつらうつら目を開ける。

「泣いちゃった」とそんな声がした気がして、どうやら涙を流した様子。(覚えてない) どこかが不明でしたが、ガタンガタンと数回段差を感じたので、おそらく病室に戻っていたのかな。

その内、下腹部が疼き出して物凄〜く痛くなり始めた。でも、酸素マスクをしてるのもあるけど、麻酔のせいで声が出ない〜!「痛い」と伝えられない!

看護師さんも、「眉間にシワが入ってるけど、、痛いですか?」との声に頷こうとすると違う方を向いてしまい、伝わらず💦

その為、「物凄い痛い」を顔で表現(笑)  両親も来て、「痛いの?」にやっと頷き、伝わる。

痛み止めを2種類点滴してたらしいけど、効かず、暫く様子を見てと言われてたが、やはり痛みは引かず、3種目の痛み止めの点滴が始まりました。

だんだん効いてきたのか、眠り始め、3時間くらいたち、やっと話せるようになりました。一安心。


その後麻酔科医が顔を見せてくれ、手術中、心拍が乱れなかった事を説明してくれた。また看護師さんからも退院まで心電図をとり続けるとの説明を受ける。心臓の疾患に関して、術後も慎重に対処してくれてることが伝わった。


そして、両親が帰る間際に「病変が広がってたみたいで、余分に切除したみたい」との言葉を残していった。


長くなったのでつづく(▰˘◡˘▰)



いよいよ入院

こんにちは。いよいよ入院日を迎え、大きめのバック2個を抱えて向かいました。

台風が近づいており、雨が心配でしたが出発頃は曇り空で一安心。

していたのは束の間、ぽつぽつと雨が降り出し、到着時刻には土砂降り💧車内で待つのも考えたけど、時間指定もあったので、びしょ濡れになりながら院内へ。


診察券、健康保険証、高額医療の限度額適用認定証、あとは病院側からの書類を提出。

病室は4人部屋の廊下際。カーテンは引かないでと、入院の手引き的な物に書いてあったけど、皆さん使用してたので安心した(▰˘◡˘▰)

病室の壁に◯◯先生と主治医の名があり、残念ながら、これまで診てくれた先生とは違う先生でした。


担当の看護師さんが挨拶に来てくれて、採血やら、手首に名前と生年月日書いたバンドを付けて貰う。  

主治医の内診が間もなくにあり、婦人科に向かった。執刀する主治医にご対面。話し方や説明も温和な印象で、これまでの先生と似た雰囲気をお持ちで好感触でした。持病の心臓疾患の事も話に出て来て、しっかり認識してくれていると安心した。また内診をしてみて、病変が無くなってる人もいるとの事で、少し期待!

いざ、またあの台へっ。何回やっても慣れませんね、この診察。。。

「うーん、やっぱり頸がん0期ですね、予定どおり円錐切除になります」

「・・・」

それは、そう簡単に消えないよねと少しだけがっかりして戻り、両親に伝えると、私以上にショックのようでした。



お昼を食べ、夕方に麻酔科医からの説明があり、私1人で大丈夫との話だったけど、両親も心配なようで、結局待つ事に。16:30予定が18:00に。その間お昼寝三昧(笑)

麻酔科医の先生は、やはり心臓疾患に関して、詳しく聞いてくれた。兄弟のこれまでの症状、甥の現状、私のこれまでの経緯。かなり慎重になってることが伺え、逆に安心した。

ちょっと変わってた?んんん?と気になったのが、診察の際に両親に診察室から出てもらったのだが、「速やかに出て、時間の短縮に」と言った事ε=( ̄。 ̄;)  まぁ、、、ね。


入院日の診察は以上となり、病室に戻り両親は私の家に帰ってもらい、夕飯を食べてると、こそりとカーテンが開き、職場の仲良しさんがお見舞いに来てくれました(´◡͐`)♪  

後からもう1人来てくれて、病室から談話室へ移動。私はかねてからホラーを「きゃー」と言いながら観るのが好き(笑)なのを知ってる仲良しさんは、なんとホラー漫画を持参(笑)病院だし〜と言いつつ、楽しみに♪


そんな楽しい時間を過ごし、その後、看護師さんから翌日の予定を聞いた。

翌日は、朝一の手術の予定。

因みに21時以降は飲食一切禁止なので、寝るしかなく、いや眠くなり、就寝へ。

でも、4人部屋で、やっぱり環境か変わり、浅い眠りで朝を迎えた。

つづく。


手術日が決まる。

仕事のセミナー中に、着信。

こっそりネットで番号を調べると、がんセンターが紹介された。折り返しの電話をして、入院日、手術日が決まる。

予想よりも少し遅かったので、仕事の都合もつき、少しは安心して入院と静養に入れる、、かな(´◡͐`)  いや、なかなかやはり難しいか。


入院に向けての病院からの書類やらを確認してみると。テレビ鑑賞の時間が21時まで( ˘–˘ )💦  そ、そっかぁ。そうですよね。。

21時以降の時間の過ごし方を考えてみる。

読書。音楽鑑賞。それくらいか。お勧めあったら教えて頂きたい(´◡͐`)といっても日頃も早い就寝なので、それ程苦しまないかも(笑)


そして、ここに来て不安な事が。生理予定日が入院日前日の予定。私はかなりの不順なので、ずれるかもだけど、もしも生理日と重なったら入院期間は延びるのか、、。うーん(¯―¯٥)  こればっかりは祈るしかない。


あともう一点。退院後の自宅静養期間は出血があるかもなので、病院の近くにいて欲しいとのお達しがあり、自宅に母が居てくれる事になったのだが、2人暮らしを上手くこなせるか(*´罒`*) これは独身ならではの悩みかしら(笑)贅沢な悩みかな。


さて、手術に大してすご〜く不安かというと、そうでもなくて、覚悟はできている、のか。仕事が忙しいのもあり、あまり不安を感じずにいられたのかもしれない。

あとは、手術台に乗って深い眠りの中、終わるのを待とう(´◡͐`)♩    

空を見上げると安心。

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